ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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検索結果:
4件中 1-4件を表示
要旨:
熱ストレスを与えた高齢および若いマウスは、非熱ストレスの若いマウスと比べて認知機能が顕著に低下した。しかし、予めダサチニブとケルセチンとの組合せ、すなわち老化細胞除去剤を投与したマウスは、認知障害が有意に軽減された。...

ケルセチンはパイロトーシスを阻害して、カドミウムが誘発した腎損傷からマウスを保護する

Quercetin protects cadmium-induced renal injuries in mice by inhibiting cell pyroptosis

著作名:
Juyu Wang
Jieyan Yang
Kai Liu
Weijie Qu
Kuan Wang
Yu Zhao
Yaxiong Zhou
Xiang Liu
Limei Zhang
Xiaolong Gu
出典:
Frontiers in Veterinary Science
2023
10
1319857
DOI:
10.3389/fvets.2023.1319857
要旨:
カドミウムで惹起した腎損傷のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。カドミウムがもたらした血中の尿素窒素の上昇と、SODおよびGPxの減少は、ケルセチンが逆転した。NLRP3インフラマソームの活性化と、それに伴うIL-1βおよびIL-18の...

DNAナノフラワーでmiR-124とルチンをニューロン標的に同時送達して、相乗的にアルツハイマー病を治療する

Brain-Penetration and Neuron-Targeting DNA Nanoflowers Co-Delivering miR-124 and Rutin for Synergistic Therapy of Alzheimer’s Disease

著作名:
Qin Ouyang
Kai Liu
Qubo Zhu
Huiyin Deng
Yuan Le
Wen Ouyang
Xiaoxin Yan
Wenhu Zhou
Jianbin Tong
出典:
Small
2022
18
2107534
DOI:
10.1002/smll.202107534
要旨:
MiR-124は正常な脳に存在するが、アルツハイマー病(AD)を発症すると減少する。脳にmiR-124とルチンを同時に送達すべく、DNAナノフラワーを基盤とする新規DDSを設計した。DNAナノフラワーはRVG29ペプチドで修飾して、血液脳関門(BBB)の...

トランスフォーミング成長因子が起因する、糸球体有足細胞の間葉系細胞への分化転換への、ケルセチン投与の効果

Effect of quercetin administration on transdifferentiation of glomerular podocytes to mesenchymal cells induced by transforming growth factor

著作名:
Jing Yang
Kai Liu
Enlai Dai
出典:
Acta Medica Mediterranea
2020
36
2605-2610
DOI:
10.19193/0393-6384_2020_4_402
要旨:
慢性腎臓病の進行には上皮間葉転換が深く関与するが、上皮間葉転換を誘導する要因の一つに、トランスフォーミング増殖因子β(TGF-β1)がある。今回、ケルセチンがTGF-β1をコードするmRNAの発現を抑制したことを見出した。